シャーナーメ:11. ロスタムとカイ・コバド(下)
後半です。カイ・コバドをシャーに頂いたイラン軍がトゥラン軍と戦います。イランは勝利を治めトゥランは敗走します。総大将アフラシヤブは父王パシャンに和平を訴え、パシャンから和平条約と贈り物がおくられます。(戦争は必ず、双方に痛みを残して終わるのですから、始めてはだめですよね・・・)シャーナーメの三大悪役はザハク、アフラシヤブ、あとだいぶ後で登場するイスファンディル(アレクサンダー)なのだそうです。でも、これまで見てきたトゥランのイラン侵攻では、2回ともパシャンが行けと命じているし、元凶はパシャンではないかと・・。特に今回(2回目の侵攻)、パシャンはイグリラスの殺害に腹を立てて長いことアフラシヤブを無視していて、アフラシヤブは父の許しを得るためにも頑張ってしまったのではなかろうか・・・。次回からは、名君カイ・コ...シャーナーメ:11.ロスタムとカイ・コバド(下)