日本独自の四季折々の美しさと文化、習慣、行事は現代の日本人はあまり意識していないようですが、この24節気(春分、夏至、秋分、冬至を中心に1年を24の節気に分けています)は精神衛生にとても良い効果を現わします。異常気象だと、騒がれていましても、古代から現代に伝わるこの24節気を意識化し知覚すると、古代の人々が風の中に感じ取る微妙な季節の香りを感じ取れます。そんな意識を楽しむと、とても心が豊かになり、満たされますが、この24節気の感覚を是非、楽しんでみてください。忙しく厳しい毎日の中に、とても暖かい感動が流れ出します。暦の風景は日本人の生きる喜びと生き甲斐になること必定です。このように古い日本の美を改めて意識し知覚すると現代のとげとげしい風景に小さなオアシスが心地よい風のように流れ出します。自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
男女の恋の話はここでは複雑で私の手に負えないので語れませんが「あなたは大嫌い」と表現されても、その言葉と裏腹で「大好きだ」という表現だったと、はた、と気づく事は日常茶飯事のようです。人の感情と言葉、意識は複雑で、五感と体感は嫌っているのに、意識の上では、好き、と思う事例もまた結構多いのです。身近な例ではデパートで店員が「いかがですか?」と声をかけても、知らんぷり、しかし魅力的な景品をお上品にちらつかせられると、少々、慾心が芽生え、どんな人でも、少し心が騒ぎます。私も綺麗な店員さんが優しい眼差しで「如何ですか?」と声をかけられるとふらふらする場合もあります。プロセススケールは、この事例を下記のように語ります。思考と感情の領域で「不一致」に気をつけよう、と。例えば、本音と建前の場合、特に本音の領域の場合、奥深...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
健全な人は朝から寝るまで、その思考と感情は、どんどん水の流れのように変化していますが、どちらかと言うと健全でない人は、一つの事に固執して、寝ても覚めてもその恨みつらみ、怒り、復讐等、固執障害者のような一日を送っています。この傾向を意識化すると健全になるのですが、この流れに気付かないと身体症状が出てきます。個性と病理は紙一重のようなところがあり、健全な精神生活をする為には、自分の感情全体が川の流れのように変化しているか、或感情に固執して、じーっと、そこに停滞しているか、を先ず、識別し、意識してみましょう。健全な人の感情は新鮮な川の流れのように、どんどん変化していくものです。川の流れに一部が停滞すると、そこに藻が繁茂し、新鮮な水が流れなくなるイメージを持つと、案外、心が健康になる早道のようです。プロセススケー...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
何が健全で、何が病理か、これは難しい識別問題です。変な人、と世間が騒いでも騒ぐ方が変な場合もあれば、聖人君子だと言われる人が実は本当に変な人であったりします。aさんには健全な人に見えてもbさんには明らかに病理に見えたりします。こうしている内に、自分自身の場合でもどこも悪くなく、健全なのに自分は変だ、おかしい、と錯覚したり、勘違いしたり、誤解して、暗い日々を送る場合もあります。生き甲斐の心理学ではこの識別を何を基準にして思索しているか、と言いますと、プロセススケールという世界的な基準を使用して判断していきます。健全な五感と病理的な五感をどう区別するか、この問題は数年前にすでにここで語りつくしましたが、別な視点から分かりやすく述べてみます。カールロジャースという学者は7つの視点から先ずは取り組みだします。その...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
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