自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
高校生徒の或時期、喧嘩ばかりしていました。成績は下がる一方です。終戦直後の疎開先で私(小学3年生時代)を虐めた学友が、地方では少し有名な高校に入学してきたのです。私はまた、虐められそうなので、柔道部に入り腕を磨きながら、そろそろ、復讐戦を開始。時代が時代ですので周囲の先生も大人も見て見ぬ振り。しかし成績はどんどん下がり、私の心は自分に対しても、両親に対しても罪悪感と劣等感と混乱感で、今から想うと、心はめちゃめちゃでした。そんな私(泣き寝入りしない少年)を暖かく見守る某先生の授業は楽しく成績も良いのですが、そんな私を知り、答えられない少年と知りつつ質問をしてきて、答えられないと答えるまで授業中に立たせる先生の場合、もう身心が氷のように塊り、物も言えません。この思い出(心を伝達する勇気もなく、委縮した思い出)...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答