最近、どうもカウンセリングという言葉は敬遠されているようです。国家試験が無い為に実力に相当のバラツキがありその為に権威があまりないのかもしれません。ですから良いカウンセラーと悪いカウンセラーが混在しているのが日本の実情かもしれません。さて社会問題はさておき自分で自分の悩みを解消する為の基礎理論を学び応用して納得し暮らしの中のセルフ・カウンセリングをさりげなくしていくと、いちいち資格などを気にしないで自分と人の為に貢献出来ます。この悩みの解消方法の基礎理論を述べていきます。今日は今、悩んでいるものが過去の傷から生じる不安か、現在直面している問題か、将来への不安か、この3つに分類してみてください。この過去、現在、将来と意識化する事だけで混乱が統合される場合があります。自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
人間は「自分は幸福である」と思いたがる傾向があるので「惨めな自分、不幸な自分、本当に健康的に幸せである自分」を常日頃から識別訓練しておかないと人間性に欠落が生じてきます。生き甲斐追求をする必要がある患者さんでも何故か自分は既に生き甲斐があるので今更必要ではありません、と断言する人もいるくらいです。うやむやな精神生活は人をどんどん混乱型にしていきますので恐れることなく現実を見つめていきましょう。人生は山あり谷あり。表と裏、光と陰、この二つが無いと人は成長していきません。本当の幸福感を追求してみましょう。自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
入院してきた患者さんの中には「自分は幸福なんです」と言い切る人もいます。意識と実態が識別出来ないのですがこの乖離は案外難しい事例です。意識と言葉が違う場合もあれば表層意識と深層意識が違う場合もありますので心理療法は非常に難しくなりそうです。時間をかけて何故、そうなるのか他者分析をしていかねばなりません。ですから平素、自分に正直に生きていかないとこんな状況になつてしまう人もいるわけです。俗称「幸福病」の話です。この意味での幸福病は非常に恐ろしい精神病に近いものなので意識化しておく必要があります。不幸な自分を認識すると退院していくのです。不幸な自分を平然と認めましょう。不幸の反対が幸福なので不幸な自分を認める事は健全な人間へのスタートです。自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
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